JSBAインストラクター資格取得への道

スノーボード

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スノーボードを仕事に変えたい!そう考えているあなたへ、JSBAインストラクター資格の取得方法を詳しく解説します。インストラクターへの道のりを歩んでいきましょう。

JSBA資格取得の概要

JSBA(日本スノーボード協会)のインストラクター資格は、スノーボード指導者としての専門性と技術を証明する最も信頼性の高い資格の一つです。A〜C級があり、段階的に上の資格を目指すことができます。

C級インストラクター資格取得までのステップ

1. 基本的な要件の確認

C級インストラクター資格取得を目指す前に、以下の基本的な要件を確認しましょう:

  • 年齢制限:申込日までに満18歳以上
  • スノーボード技術:バッジテスト1級を所持していること

2. バッジテストって?

JSBAインストラクター資格を取得するには、バッジテスト1級の取得が求められます。
1級は2級を所持していないと受験できません。そのため最短でも2級 → 1級と2回の受験が必要です。
また、2級を受験するにはJSBA会員になっている事が必要です。
1級、2級の種目は同じで以下3つです。

  • フリーライディング: 中急斜面 約30m×200m
  • ベーシックカーブ ロング: 中斜面 4回転 約30m×100m
  • ベーシックカーブ ショート: 中斜面 約10m×100m

トリックやジャンプは一切必要ありません。フリーライディングはロングターンとショートターンを組み合わせるだけでOKです。
つまりインストラクター資格を取るのに特別な技術はいりません。
但しただ上手く滑ればいいというわけではなく、規定の着眼点に合わせた滑りが求められます。
ベーシックカーブ ロングでは指定のスタート地点からゴールまでの間でのターン数も決まってます。

3. 事前準備とトレーニング

各バッジテストの着眼点はJSBAホームページに書いてありますが、文字で読んでもどうすればいいか分からないと思うので、JSBA公認スクールでバッジテストを目標としたレッスンを受けることをおすすめします。
最短で資格を得たいという場合でも、試験前に最低1回事前講習を受ける必要があります。
典型的な受験スケジュールは午前 事前講習、昼休憩をはさんで午後 検定になります。

5. 試験対策

よく言われるのは上下運動について、これは「板の上で屈伸出来ることを見せる」ではなく、「荷重抜重を適切に行っていることを少し大げさに見せる」ことです。
荷重抜重のやり方は1つではありませんが、バッジテストでは指定されたやり方「立ち上がり抜重、小さくなって荷重」が求められます。これは好みに関わらず、日頃から練習しておきましょう。

6. C級インストラクター資格取得までの費用

以下はC級インストラクター資格取得までにかかる最低限の費用です:

  1. JSBA会員入会費        1,000円
  2. Web会員年会費        6,000円 (一般)
  3. バッジテスト 2級事前講習   5,500円 (参考値 スクールによる)
  4. バッジテスト 2級受験料    2,750円
  5. バッジテスト 2級公認料    2,750円
  6. バッジテスト 1級事前講習   5,500円 (参考値 スクールによる)
  7. バッジテスト 1級受験料    2,750円
  8. バッジテスト 1級公認料    2,750円
  9. JSBAスノーボード教程     2,640円 (参考価格)
  10. C級インストラクター受験費用  20,900円

合計 52,540円です。
C級インストラクター受験は2日間の筆記、滑走の実技試験はありません。
「JSBAスノーボード教程」を使った座学と筆記試験、初心者に教える際のロールプレイ、けが人の応急処置などを学びます。

注意点とアドバイス

バッジテストでの注意点を1つ。
午前と午後での雪面状況の変化に注意しましょう。
日によっては午前の事前講習と同じ滑りが午後できないという事が起こります。試験に使う斜面は事前講習で教えてくれるので、昼休憩はのんびりせずに検定前に雪面チェックをしておきましょう。

まとめ

JSBA インストラクター資格の取得は、単なる資格取得以上の意味があります。それは、スノーボードへの情熱を仕事に変え、他の人々にこのスポーツの素晴らしさを伝える素晴らしい機会なのです。

誤解を恐れずに言うとC級インストラクター資格は特別な技術や才能がなくても十分取得できます。
スノーボード界で活躍する指導者を目指して、一歩ずつ前進してください!

※この記事の情報は2024年現在のものです。最新の情報については、必ずJSBA公式ウェブサイトで確認してください。

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